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スカルプシャンプーの原料の配合

『原料への「拘り」~スカルプシャンプーの恐ろしい現実~』

私たちが求めるスカルプシャンプー作りは、原料の選択だけではなく技術面においても非常に難問でした。
とにかくどんなに高価な原料であろうと、とことん配合する。
新しいチャレンジをとことん続け、5年超の歳月をかけて何百回も試行錯誤を重ねて完成したスカルプシャンプーです。
さて、よく巷の広告などで、「○○が△△%も配合されている」という表現を多く見かけますが、これは全て正しいのでしょうか?
実はこれには大きな落とし穴があるのです。私たちはモンゴ流シャンプーEX®の開発工程で、意外にも知られていないスカルプシャンプー他、化粧品の恐ろしい現実を目のあたりにしました。 その事実を消費者の皆様に知っていただくために、ここではスカルプシャンプーの製造行程について説明していきます。

まずスカルプシャンプーに配合したい有効成分があるとします。その有効成分100%の単一原料を丸ごと製造工程で釜に入れようとすると、通常は容易に溶かすことが困難です。そこで、あらかじめ有効成分を水・BG ・エタノールなどの溶解剤を使って溶かしたプレミックス原料(製造用に商品化されたもの)を使用します。ところが、この段階でほとんどの場合は有効成分が1%以下の濃度にまで希釈されています。
そしてこのプレミックス原料(製造用に商品化されたもの)を釜に入れます。すると容易に溶かすことは出来るのですが、さらに希釈されるため、本来の配合目的である有効成分が“すずめの涙”にもならないようなわずかな量しか入っていないことになります。
スカルプシャンプーとは、このようなプレミックス原料(製造用に商品化されたもの)を配合するのが一般的なのです。 例えば、有効成分をAとするプレミックス原料(製造用に商品化されたもの)には有効成分Aは0.5%配合されているとします。
仮にスカルプシャンプーにこのプレミックス原料(製造用に商品化されたもの)を3%配合するとします。この場合、実際には有効成分Aはスカルプシャンプーに対してたった0.015%(3%×0.5%=0.015%)しか配合されていないことになります。ところが、そのスカルプシャンプーにあたかも有効成分Aが3%配合されていると表記されていることが多々あるのです。
これでは、2 トンの釜に耳掻き一杯程度の有効成分しか配合されていないことになります。もうお分かりかと思いますが、2 トンの釜に耳掻き一杯程度の有効成分では効果があるはずがありません。
このように、私たちはスカルプシャンプーの恐ろしい現実を知り、真にお客様が満足できる本物のスカルプシャンプーを作るため、有効成分は単一原料に「拘り」ました。単一原料であれば、配合量の100%が有効成分になるからです。

しかし、そこからが本当に苦悩の連続でした。前述のとおり有効成分100%を丸ごと単一原料として配合しようとしても容易に溶かすことが出来ません。たとえ上手く溶かすことができても形状がドロドロになったり、きつい原料臭を放ったり、分離したり、沈殿したりします。
そうなると、人は普段使い慣れたシャンプーとかけ離れた形状のシャンプーを使ってみようとは思いません。

人は異なった生活習慣を受け入れることが難しいからです。
有効成分は微量では効果がない。だからといって配合しすぎても形状、匂いに問題が発生する。このようなせめぎ合いの中で、モンゴ流シャンプーEX®は形状、匂いに問題が出る限界点の一歩手前まで単一原料を高濃度配合し、最もベストな配合量で処方することに成功しました。また、高濃度配合しても形状に影響のない単一原料は形状を気にすることなく高濃度配合しています。
モンゴ流シャンプーEX®の主要成分であるイラクサは、根部と葉部を微粒粉末(マイクロイラクサパウダー)に加工し、そのままシャンプーに配合しています。特に葉部は原産国でも数少ない希少なものです。一般的によく使われるイラクサは、エタノール等で溶解されたプレミックス原料で、その中に含まれるのイラクサの成分は1%以下なのです。モンゴ流シャンプーEX®はイラクサの微粒粉末(マイクロイラクサパウダー)を配合しているため、配合量の100%がイラクサになるのです。マイクロイラクサパウダーは直接毛穴まで届き、留まるという特徴があるため、髪と頭皮(地肌)に対し、優れた効果を発揮します。

さらに、髪と頭皮(地肌)に効果のある天然植物成分を数多くたっぷり配合すると本当に泡がたたない…。コンディショナーを使わないと髪はギシギシ…。効果のある製品を求めれば求めるほど、形状、匂いの問題以外にも泡立ち・洗い心地・洗いあがりの使用感などの課題が残りました。
しかし、決して諦めず5年超の歳月と何百回もの試作を経て、その問題と課題を克服した絶妙なバランスを見つけることに成功しました。 モンゴ流シャンプーEX®はそんな苦労の中で生まれた「拘り」のスカルプシャンプーです。
そして、各種成分の配合量については一般的なシャンプー作りのセオリーによる数値ではなく、モニター試験を繰り返す中でその有効性が確認された数値(エビデンス量)を配合するとともに、抜け毛・薄毛に対する同種の原因にアプローチする成分を複合的に配合することで、より高いレベルの結果を導き出せるように設計・開発されています。
また、配合成分や配合量に制限がある医薬部外品ではなく、「拘り」の成分をふんだんに配合するため、あえて化粧品グレードで開発しました。モンゴ流シャンプーEX®は商品の製造原価にコストをかけ、さらに製造ロットごとに改良し続けています。
これまで、ほとんどの人がスカルプシャンプー購入の決め手としていたのは、機能ではなくブランドや知名度だけでした。
これは真に悲劇です。モンゴ流シャンプーEX®はそんな悲劇の救世主となるべく誕生しました。
開発者の熱い思いが込められたモンゴ流シャンプーEX®を是非、継続してご使用ください。