シャンプー前の大事なポイント「予洗い」と「シャワーの水圧」

予洗い

シャンプーを行う前のステップ「予洗い」は非常に重要なポイントです。
これをするのとしないとではその後の効果が大きく違ってきます。
まず、シャンプー剤をつける前に、お湯だけでホコリや頭皮の汚れなど大まかな汚れを落とします。ただ流すのではなく、指の腹を使って頭皮をマッサージしながらお湯で洗い流していきましょう。これらをしっかりするだけで、髪や頭皮に付着している汚れの70%は落とすと言われています。そしてしっかりと予洗いする事で、余分なシャンプー剤を使わなくても十分に泡立つようになり、シャンプー剤の節約や、頭皮や髪へのダメージを軽減することができます。


予洗いのポイント ※ お湯の温度は38度程度
※ 2分?3分程度の予洗いを行う

シャワーの水圧について

シャワーの水圧は、あらかじめ地域や建物(集合住宅の階数等)によって水圧が調整されていたり、給湯器によって変わってきますので必ずチェックしましょう。
水圧はシャワーヘッドを変えたり、止水栓を調整したりすることでも変化します。
水圧が強いというのは頭皮の皮脂や汚れを洗い流し、頭皮を刺激するマッサージ効果もあります。
しかし水圧が強すぎると、シャンプー・トリートメントの中に入っている有用成分(保湿・保護)や必要最低限の皮脂まですべて取り除いてしまうことになります。
皮脂は、保温効果や乾燥防止のために必要なもので、これを完全に取り除いてしまうと肌が乾燥し、かゆみやフケ、カサカサに荒れてしまい、抜け毛の原因にもなります。
また、『モンゴ流シャンプーEX』は、頭皮環境や髪の成長を阻害する3大原因すべてにアプローチする有用成分が高配合されていますが、 シャワーの水圧が強すぎるとそれらまで取り除かれ意味をなさなくなってしまいます。

頭皮に当たっていて気持ち良いくらいの強さは構いませんが、 痛いと感じるほどの強さは頭皮やキューティクルに負担がかかってしまうので注意しましょう。 シャワーの水圧についての会話

タオルドライの重要性について

タオルドライをきちんとすれば、ドライヤーの時間を短縮でき、熱による髪のダメージも軽減できます。

正しいタオルドライのやり方

●お風呂から上がる際、タオルを使う前に手のひらでやさしく水分をはじき出すように切っておきましょう。
●タオルを使用する際はまず頭皮の水分からとっていきます。頭全体をタオルで包みこむようにして、マッサージをする様に、頭皮と髪の根本を抑えるようにして水分をとります。髪の毛が短い方は頭皮の水分をとっているうちに髪の毛もかなりタオルドライできているでしょう。
※ゴシゴシ擦ってしまうと摩擦によって髪が傷んでしまったり、抜けてしまったりしますので注意してください。見えるか見えないかの生えたての産毛まで抜けてしまう場合がございます。
※柔軟剤を多く使ったバスタオルを使うと、髪も柔らかくなりテクスチャーがなくなってしまいます。 また、トリートメント・コンディショナーを使用した後に使われたバスタオルを使うと、バスタオルに付着したトリートメント等の成分がついて髪が柔軟化してしまいますので注意しましょう。
●頭皮を十分に拭く事ができたら、髪の毛に残っている水分をタオルで挟んでは次へと毛先に向かってタオルドライをしましょう。
※挟んだまま毛先に動かしたり、握ったり絞ったり、髪の毛同士をこすり合わせたりしてしまうと、摩擦が大きくなり髪が傷んでしまう原因になりますので注意しましょう。

ドライヤーの重要性について

●男性は髪が短い人が多いためドライヤーは不要だと感じることもあるかもしれませんが、頭皮がぬれた状態で放置すると、私たちの皮膚や毛穴に存在している多くの常在細菌が繁殖し、ニオイや毛穴のつまりを引き起こします。
※タオルドライである程度水分をとった後でも、必ずドライヤーで乾かす習慣をつけましょう。
ドライヤーを使いしっかりと乾かし、常在細菌の増えにくい環境を作るようにしてください。
●ドライヤーで髪を乾かすことは、熱で髪の結合を戻し髪に与えた水分と栄養分を閉じ込め、髪を美しく健康に保つといった内側から髪を健康にするトリートメントの効果を高める効果もあります。
※ただし、あまり近づけすぎると髪・頭皮を傷つけてしまうので、20~30センチ程度頭から離しましょう。また乾燥しすぎを防ぐため、同じところに集中して風を当てないようにしてください。