髪の毛はどうやって構成されている?|スカルプシャンプー「モンゴ流シャンプーEX®」

髪の毛はどんな成分で構成されている?

「髪を知って育てる」髪の毛の正体は18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質だった!


髪の毛の99%は「ケラチン」で構成されているのですが、この「ケラチン」とは、18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質です。モンゴ流シャンプーのようなアミノ酸系洗浄成分のシャンプーが頭髪に良いのは、髪の毛がアミノ酸で構成されているからに他なりません。髪の原料となる種類のアミノ酸が不足すると、本来のアミノ酸組成とは異なった、健やかではない毛髪になることがあります。だからこそ、当ページでケラチンを構成するアミノ酸の種類を知り、それがどういう食べ物に含まれているのかを知って、健やかな髪を食育することも心がけましょう。

 

ネギにはパントテン酸が豊富に含まれているので育毛におすすめ


髪の毛を構成する18種類のアミノ酸比率
アミノ酸名比率
シスチン15%
グルタミン酸14%
ロイシン10%
アルギニン酸9%
セリン8%
アスパラギン酸7%
スレオニン酸6%
プロリン5%
グリシン5%
チロシン5%
バリン4%
アラニン3%
フェニールアラニン3%
リジン2%
メチオニン1%
トリプトファン1%
ヒスチシン1%
ヒドロキシプリン1%


髪の毛を構成する18種類のアミノ酸比率



シスチン(髪の毛に占める割合:15%)
詳細
髪の毛を構成する成分のうち最も比率が多いアミノ酸がこのシスチン。

硫黄と化合した含流アミノ酸の一種で、システインが2つ結合してできています。

髪の毛や爪を燃やすと、独特の硫黄の嫌な臭いがするのはこのためです。
髪との関係
シスチンは髪の毛に占める割合が高いためシスチンが不足すると、

薄毛や抜け毛が進行しやすいと言われています。

シスチンの働きとしては、髪の毛を太く丈夫にする育毛効果と、

活性酸素による頭皮の老化(薄毛・抜け毛の原因)を抑制する働きなどがあります。
摂取方法
魚介類や玄米などの穀物類、豆類などに多く含まれていますが、

シスチンは非必須アミノ酸(体内で産生されるアミノ酸)であるため、極端に

不足することはありません。ただし有害金属・お酒・タバコ等が体内に入ると、

これらを人体にとって無害にしようとしてシスチンを大量に消費してしまいます。
ラーメンなどの麺類にもシスチンは含まれています

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グルタミン酸(髪の毛に占める割合:14%)
詳細
うま味成分にもなり調味料としても利用されているグルタミン酸は、

シスチンの次に多い髪の毛を構成する成分となります。

体内で生成することができる非必須アミノ酸です。

アンモニアを解毒し尿の排出を促進する効果や脳の機能を活性化する効果もあります。
髪との関係
角質層の細胞はケラチン繊維と線維間物質から構成されており、

線維間物質に肌の潤いを保持する天然保湿成分(NMF)が存在します。

グルタミン酸は、その天然保湿成分(NMF)の約40%を占めています。

頭皮トラブルを起こしやすい人は角質層に含まるアミノ酸の不足が考えられます。
摂取方法
グルタミン酸は身近な食品に多く含まれております。特に昆布や椎茸・魚介類等に

豊富に含まれており、白菜、緑茶、トマトなどの植物性食品にうま味成分として

含まれています。過剰摂取は身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
サラダに塩昆布を加えるとグルタミン酸を摂取できます

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ロイシン(髪の毛に占める割合:10%)
詳細
筋肉を作り出す重要な3つのアミノ酸、BCAA(イソロイシン・ロイシン・バリン)の一つ。

特にロイシンは筋肉の合成と分解に深く関わっているアミノ酸となります。

タンパク質の分解抑制・合成促進の調整などタンパク質の構成に深く関わっており、

毛髪の健康状態の改善や育毛効果が期待できます。


ロイシンは大豆や肉・小麦など様々な食材に含まれているアミノ酸なので、

健康的な食生活を送っていれば不足することはまずありません。

偏った食生活でロイシンが不足すると、筋力や肝機能の低下・疲れが抜けにくい等の

症状がでやくなったりします。過剰摂取は免疫力が低下する恐れもあります。
ロイシンを摂取して髪も体も鍛えましょう

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アルギニン酸(髪の毛に占める割合:9%)
アルギニン酸は準必須アミノ酸とも呼ばれるアミノ酸です。

準必須アミノ酸とは、体内で合成することのできるアミノ酸なのですが、

合成できる量が限られているため食べ物などから体内に取り入れないと

不足がちになってしまうアミノ酸のことを指します。
髪との関係
アルギニン酸は血管を拡張させる働きがあり、育毛には良いとされています。

その他にもアルギニン酸の働きはたくさんあり、成長ホルモンの分泌、筋肉組織の増強、

免疫機能を高める、アンエチエイジング効果、疲労回復など、髪の毛意外にも

スポーツや美容などにも深く関わるアミノ酸です。
摂取方法
アスパラガス/落花生/のり/くるみ/きゅうりなどに含まれています。

アルギニン酸が不足してしまうと、免疫機能が低下したり、成長ホルモンの分泌が

少なくなるため、子供の場合、発育や成長の遅れに繋がります。
適度な運動を行って、アルギニン酸も摂取しましょう

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セリン(髪の毛に占める割合:8%)
詳細
セリンとは、シルクのプロテインから発見された非必須アミノ酸の一種です。

セリンは、脳を構成する神経細胞の材料となるため、脳にとって重要な成分です。

また、美肌を保つ効果や睡眠を改善する効果もあります。
髪との関係
セリンは体内でシステインに変換されます。システインは非必須アミノ酸の一種で、

毛髪に多く存在し、頭皮の生まれ変わりを促進します。


摂取方法
セリンは牛乳や大豆、高野豆腐、イクラ、かつお節、海苔に多く含まれます。

中でも、セリンは牛乳中のたんぱく質の内80%を占めるカゼインに多く含まれています。

眠れない時に、ホットミルクを飲むと良いといわれるのは、

牛乳に質の良い睡眠をもたらすセリンが含まれているからです。

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アスパラギン酸(髪の毛に占める割合:7%)
詳細
アスパラギン酸は、アスパラガスに多く含まれるアミノ酸の一種で、

体内でのエネルギー生成を促進し、疲労を回復させたり、

毒性を持つアンモニアを体外へ排出する働きがあります。

また、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを細胞に運び込みます。
髪との関係
アスパラギン酸には肌の新陳代謝を促進し、保湿をする効果があります。

人間の肌は日々生まれ変わりを繰り返すことで、健康な状態を維持しています。

またアスパラギン酸は角質の水分を保持し、肌の潤いを保ちます。
摂取方法
アスパラギン酸はアスパラガスのほか、豆類やさとうきび、牛肉などに含まれています。

また、アスパラギン酸はスポーツドリンクにも配合され、スポーツ選手のスタミナ維持に

活用されています。アスパラギン酸は体内で合成することができますが、

加齢とともに合成量が減少するため、食事から積極的に補う必要があります。
アスパラガスは歴史のある健康に良い野菜です

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スレオニン酸(髪の毛に占める割合:6%)
詳細
スレオニンは歴史上最後に発見されたアミノ酸で、体内で合成することができない

必須アミノ酸に分類されています。

スレオニンは、成長を促進する効果や、肝臓の脂肪蓄積を抑制する効果があります。

また、飼料用の穀物に添加され、飼料の栄養価を上げる活用方法もあります。
スレオニンは髪の潤いを保ち、ハリを出す効果があります。

また、頭皮の潤いを保つ効果もあります。


スレオニンは、体内で生成することができないため、食事から摂取する必要があります。

スレオニンは鶏肉や卵、七面鳥、ゼラチンなどの動物性たんぱく質に多く含まれている

成分のため、主に野菜や穀物を食べるベジタリアンの方は不足しがちです。

効率的に摂取するには一般的に焼き魚よりも煮魚の方が良いといわれています。
史上初めて発見されたアミノ酸はアスパラギン酸でした

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プロリン(髪の毛に占める割合:5%)
詳細
プロリンとは、たんぱく質などを構成する非必須アミノ酸の一種で、

コラーゲンの主要な構成成分のひとつです。

関節痛改善効果や美肌効果、脂肪燃焼効果など様々な効果が期待できます。

ラクダのコブや豚などのゼラチン質に多く含まれています。
髪との関係
表皮細胞増殖促進活性、コラーゲン合成促進活性、角質層保湿作用などがあり、

一度破壊されたコラーゲンを修復する力があるため、美容にとっては重要です。

皮膚の表皮や真皮の細胞をくっつける働きがあるので、健康的な頭皮を保つには

重要な成分です。
摂取方法
豚肉やゼリー、マシュマロ、焼き麩、湯葉、高野豆腐などに多く含まれています。

プロリンは過剰摂取による副作用が確認されていないため、多少摂りすぎても影響は

ないと考えられています。しかし、1種類のアミノ酸を1日に10g以上摂取すると、

ショック症状を引き起こす恐れがあるため、偏った摂取には注意が必要です。
ラクダはこぶに栄養をためています

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「髪を知って育てる」モンゴ流シャンプーで頭皮から、食事で体の内側から育毛すれば最強です