アラスカ・カナダ北部・グリーンランドに至るまでの氷雪地帯に住む先住民族である「イヌイット」。
彼らもまた、日本人と同じモンゴロイドであるにも関わらず黒々フサフサしていて薄毛の人が少ないのです。

この事実には次のような逸話があります。
「イヌイット」は北極圏に生息するアザラシや魚の内臓を生活に欠かせない必需品として常食してきました。
実は、アザラシや魚の内臓には身体になくてはならない大切な栄養素が豊富に含まれていることが明らかになっており、その栄養素は髪を作り出す毛母細胞に必要な栄養を与えるという重要な役割を持っているのです。(※抜け毛・薄毛の原因参照)
日本人も魚をよく食べますが、不飽和脂肪酸の含有量は内臓以外の部分にはほとんど含まれていません。

加えて、彼らは洗髪の際にアザラシの皮下脂肪から抽出される油と薬草を混ぜ合わせ、天日干しにして作った石鹸を使用していました。
アザラシのなかでも、油の部分には特に多くの不飽和脂肪酸が含まれており、さらに薬草成分が頭皮・髪に栄養を与えるため、この洗髪方法は髪の成長やトリートメントに対して非常に効果的なのです。
このような生活体系により、彼らは黒くフサフサな髪を手に入れることができたのです。

モンゴ流シャンプーにはシーバックソーン(サジー)が含まれています。
アザラシ イヌイット


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